- 雨で濡れたテントの乾かし方がわからない
- マンションで干し方がわからなくて困ってる
- 来週末に乾かしても問題ない?
キャンプでよく遭遇するのが、予想していない雨。
特に山の天気は予報がはずれて、急に降ることもあるので、困りますよね。
また、寒暖差があると朝露や結露で、ベタベタに濡れてしまうことも。
「テントって防水加工されてるし、乾かさなくてもいいのかな?」
と思ったことはありませんか。
結論、濡れたテントを放置するのは危険です。
テントの寿命を縮め、カビが生える原因にもなります。
とはいえ、
「家での干し方がわからない」
「大型テントを干せる場所がない」
「家に帰っても雨が降っているけど、どうすればいい?」
という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、濡れたテントを持ち帰ったら、すぐにすべきお手入れ方法を紹介します。
濡れたテントを乾かすのに四苦八苦していた私ですが、コツをつかめば、けっこう簡単に乾かせました。
「うんちくはいいから、テントを干す場所がないときの解決策をみたい!」という人は、【干す場所がないとき】をクリックすると該当箇所にとべます!
濡れたテントを放置するのは危険!その理由とは?
濡れたテントはすぐに乾かすべき!
その理由は、主に2つあります。
1.黒カビが発生するから
濡れたままテントを放置すると、黒カビ発生の原因になります。
黒カビは温度が25〜30℃、湿度が80%以上の環境で育ちます。
つまり、濡れたままのテントをそのままにしておくと、黒カビにとって最高な環境になってしまうというわけ!
黒カビは見た目や、臭い、何より衛生的にも好ましくありません。
この黒カビ、実にやっかいで、プロでも完全に落としきる保証はできません。
市販のカビ取り剤もありますが、色落ちや生地を痛める可能性もあるため、自己責任で除去する必要があります。
なので、できるだけカビを発生させないようにするのが大切です。
2.加水分解が起こるから
濡れたテントをそのままにしておくと、加水分解とよばれる化学反応が起こり、テントの寿命を短くします。
加水分解とは、多くのテントの裏面に塗られている「防水加工」が劣化することです。
劣化の原因は、テントについた水分です。
加水分解すると、防水機能が低下してテントの寿命を縮む可能性が!
他にも生地がベタつき、独特の臭いが出ることも!
しかも、ですよ。
生地の防水加工は、一度はがれてしまうと元には戻せないので、できるだけ防ぐ必要があるんです。
ちなみに、コットン素材は加水分解しない生地なのでこの心配はいりません。
でも、黒カビが発生しやすい素材です。黒カビの発生には気をつけましょう。
濡れたテントの乾かし方
1.キャンプ場で乾かす
キャンプ場で撤収する前にテントを乾かす方法です。
翌朝晴れているなら、テントを張ったまま、お日様のチカラで乾かせます。
テントが乾きやすいよう、フライシートは早めにとり、インナーテントと分けて乾かすのがポイント!
レイトチェックアウトで、乾燥するのを待ってから撤収するワザも、おすすめです。
2.帰宅後に庭やカーポートで乾かす
キャンプ場では雨でも、自宅が晴れている場合や、屋根付きスペースで乾かせる場合はこの方法がおすすめです。
自宅が晴れていて、庭があれば、広げて乾かせます。
また、カーポートがあれば、さらに便利。雨でもカーポートに吊るして乾かせるからです。
なるべく重ならないよう吊るしておくだけで、雨の中でも比較的乾きやすくなります。
ただし、テントが風で飛ばされないように注意してくださいね。
家での乾燥を想定して、なるべく早めに帰宅したいところ!
3.帰宅後にバルコニーで乾かす
バルコニーしかない場合は、なるべく重ならないように干します。
大型テントの場合は、少々重労働で、順番に向きを変えていく必要があります。
狭いバルコニーだとやや面倒ですが、何もせず一週間放置するよりはいいと思います。
風で飛ばされないよう、ロープなどでくくりつけておくのを忘れずに。
テントが泥で汚れているときもあるので、室内やバルコニーが汚れないように気をつけてくださいね。
4.浴室乾燥機で乾かせる?
うちには浴室乾燥機がないので、調べてみたのですが、テントの大きさによりけりだと思います。小さめテントなら乾いた意見もありました。
ただ、ファミリーキャンプだとテントが大きく、浴室乾燥機だけで乾かすのは難しそうでした。
5.テントが張れる公園で乾かす
帰りにテントが張れる公園に寄るのも一つの方法ではありますが、相当面倒です。
なぜなら、撤収したテントをもう一度設営撤収する必要があるから。
翌日も休み、とかであればいいですが、あまりおすすめはしないやり方です。
6.上記のどれも当てはまらない時
- マンションだから干す場所がない
- バルコニーが狭くて大型テントが干しにくい
- 帰宅後はもう動けない…
結論、干す場所や体力がないと、どうにかして乾かすしかありません。
「でも、明日は仕事があって無理だし。」
「やっぱり次の週末まで一週間放置しなきゃいけないの?」
ただ、先ほどもお伝えしたように、濡れたテントを一週間放置するのは危険なので、すぐに乾かしたいところです。
そんなお悩みの解決策が、これ。
ソトリストは、国内最大級の1,700ものキャンプアイテムをレンタルしている専門店です。キャンプグッズ清掃のプロが、テントを乾かしてくれます。
テントの扱いに慣れている専門スタッフなので、大事なテントを安心して預けられます。
もしも、清掃中に破損が起こったとしても、保証対応してもらえます。
申し込み手続きは、超簡単。
ネットで予約したら、コンビニやヤマト営業所に持ち込むだけ。
これだけで、店舗に到着してから約1週間で、乾燥されてキレイになったテントが自宅に返送されます。
雨の日に使ったテントの乾燥を、プロに丸投げできたら嬉しいですよね。
しかも、一緒に使ったポール、ペグ、ロープまで清掃してもらえるんです。
なので、、
週末、雨っぽいな。濡れたテント干すの面倒だな。せっかく取れた予約だけど、キャンセルしようかな。
こんなふうに思ったこと、一度はあると思います。
でも、テント乾燥サービスなら、雨キャンプから帰った後のテント干しの悩みから解放してくれて、帰宅後はゆっくり過ごせます。
だから、雨キャンプも気兼ねなく楽しめる!
キャンセルしなくても大丈夫です。
「でも、お金をかけずに乾かしたいな」
その気持ち、痛いほどよくわかります!!
私も余計なお金をかけたくないし、無駄なお金は払いたくありません。(ケチなので!)
ただ、大事なテントを一週間放置して、カビを生やしたり、寿命を縮めたりするよりは、いいと思いませんか?
もちろん絶対にカビが生えるとはいえませんが、放置しても大丈夫だともいい切れません。
テントクリーニング代は、無駄なお金なんかじゃなくて、必要なメンテナンス費用だと思っています。
しかも、きちんとメンテナンスしてテントを長持ちさせれば、お気に入りのテントの寿命を伸ばして、長く愛用できますよね。
乾燥サービスのお申し込みは簡単、2ステップで完了します。
1.キャンプ帰りにネットで申し込み
2.コンビニまたはヤマト営業所に持ち込み
濡れている場合は大きめのビニール袋などに入れて持ち込みます。ただし、配送時のスレが気になる場合は、梱包して発送するのがより安心ですよ。
さいごに。
ここまで読んでくれた人に後悔してほしくないので、注意点をお伝えします。
こんな人は、テント乾燥サービスをおすすめしません。
テントの乾燥、返送が間に合わない可能性があります。次のキャンプも同じテントを使うなら、このサービスはおすすめしません。
逆に、おすすめしたいのは、こんな人です。
ソトリストテント乾燥サービスの公式サイトはこちら
キャンプをしっかり満喫した後の片付けは、プロにお任せして、帰宅後は家族とゆっくり過ごしましょ!
他のテント乾燥サービスを比較したい人は、こちらの記事も参考にどうぞ!
雨で濡れたテントは放置せずにすぐ乾かそう
濡れたテントを放置すると、黒カビが発生し、また加水分解が起こる危険性があります。
大切なテントを長く愛用したいならば、帰宅後すぐに乾かすためのお手入れをしましょう。
ところで、みなさんはキャンプ道具揃えるのにいくらかけました?
ネット検索ではあまり出てこない情報ですよね。
なので、うちのお財布事情をまとめてみました!
みなさんの場合と比べてみてくださいね。